VSCodeでリモートファイルをroot権限で編集する方法
Visual Studio Codeで拡張機能の「Remote Development」(Remote - SSH等の詰め合わせパック)をインストールすれば、VSCodeでリモートサーバにSSH接続し、そのまま開発を行うことができます。
ただし、その場合の接続ユーザーは一般ユーザーになるので、管理者権限が必要なhttpd.conf等のファイルを編集しようとしても編集することができません。
VSCodeでroot権限でファイルの編集がしたいという要望は、2018年からIssueとして挙がっていますが、オフィシャルな実装は現在もされていません。
sudoeditを使う
そのような中、暫定的な解決方法はこちらで提示されています。
対応方法として、まず接続先サーバの~/.bashrc
または、~/.bash_aliases
に下記のエイリアスを追加し、source ~/.bashrc
等で反映させます。
alias sudocode='SUDO_EDITOR="$(which code) --wait" sudoedit'
その後、VSCodeでリモートサーバにSSH接続したらVSCodeのターミナルで、
sudocode /etc/httpd/conf/httpd.conf
といったコマンドを打つとVSCodeでrootでなければ編集できないファイルも開くことができ、このまま編集して(Windowsであれば)Crtl + s
で保存することができます。